本屋さんや雑誌の広告ページなどでよく目にしていた「君たちはどう生きるか」
前々から気になっていたのですが、ようやく購入しました。
コンビニで偶然見つけてパラパラめくってみたところ、読んでみたくなったので購入しました!
本書は主人公のコペル君とおじさんが主な登場人物。
コペル君が成長する過程でぶつかる壁や疑問にどう向き合うべきなのか?
「潤一(コペル君のこと)には立派になって欲しい」
そう願ったコペル君の亡きお父さん。おじさんも同じ思いです。
おじさんはコペル君のために真剣に相談相手になってくれます。
コペル君とおじさんのやり取りを通じて、読者の私たちにも何か気づくことや得るものがあるのではないでしょうか?
「自分はこの先どう生きていくべきなのか?」
自分の生き方に悩んでいる人は読んでみるといいかもしれません。
「いいかもしれません」?なんだか弱い言い方だなぁ
と思われるかもしれませんが、そもそもこういうテーマを扱うと必ず賛否が分かれると思うのです。
なので、お気に召すかは人それぞれなのですが、読んでみないことにはその人にとって良いか悪いかはわかりません。
ただ、「いいかもしれません」というからには、私は読んでみて良かったと思っています。
・良かったところ
マンガ版でコマも大きめなので読みやすかった。
・もうちょっとなところ
おじさんのノートやコペル君の手紙の部分は、マンガなしで挿入されています。
マンガを読むときのテンポと文字だけを読むときのテンポが違うので、マンガの最中に数ページに渡る文字だけのシーンが入ると、ちょっと辛かったです(^-^;
あくまでも「マンガ版」として発行しているので、その辺はなにかもっと良い表現方法があればよかったです。
読み終わった感じとしては、マンガ一冊にまとめた分、原作のほうがもっと詳しく書かれている部分があるのでは?と感じ、原作を読んでみたくなりました。
実は、原作の新装版も同じコンビニに置いてあったので、今度来たときに買おうと思っていたら・・・誰かが先に買っていました( ノД`)シクシク…
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